SAATHAUSのプロジェクト
- プロジェクト開始
- 企画
- 設計
- 施工開始
- 竣工
- くらしのその後
築50年になるご実家の建替えを検討されていたTさんご夫妻と娘さんご家族。 一緒に暮らしを楽しみながら子供の成長を見守れる住まいの計画がスタートしました。
敷地は130坪程。きれいに手入れされたお庭が印象的です。
日当たりや道路との関係、周囲の雰囲気や景色などを確認しました。
駐車場や庭などソトとのつながりをイメージしながら、家の配置や間取りの計画に入っていきます。
ヒヤリングを実施して、ご要望やどんな暮らしをしたいかなどを書き出してもらいます。
出てきた内容を私たちは「アイデアの種」と呼んでいます。
載せたのは一部ですが、今回もたくさんの種が生まれました。
この種を育てて、まずはたたき台となるプランをいくつか作っていきます。
2世帯住宅ですが基本的には共同生活スタイルとなります。
親世帯は1階で生活が完結し、子供・孫世帯のプライベートスペースを2階に配置しました。
お孫さんはまだ小さいため、2階の部屋は間仕切りを減らし将来の可変性を持たせています。
ザートハウス標準の屋根断熱仕様の利点を最大限に活かし、収納スペースを確保。
2世帯住宅としては床面積を抑えつつ、高さを活かしたスケールの大きな設計となりました。
壮大な大屋根でつながるリビングと2階。
2階セカンドリビングと寝室。実用的かつ遊べる空間になると思います。
建物の解体が完了しました。
東側の庭に開いたリビング。
平屋部分ですが、大屋根なので高さが取れて開放的な空間になります。
2.5畳程度のフリースペース。
内部工事が進んでいます。
開放的な吹抜けと迫力のある大屋根。
屋根断熱の特徴を活かしたロフトもちゃんとあります。
これから、盛りだくさんの造作工事に入っていきます!
使い勝手が良いように、家の雰囲気に合うように設計して、現場で加工して設置していきます。
吹抜けに面したスタディスペースのデスク兼手すり。
手すりシリーズ② ロフト用手すり。
玄関収納。靴はもちろん、コートもかけられます。
ニッチと腰掛け。
カウンター収納。
既にお持ちのチェストなどの寸法に合わせて各所に収納をつくりました。
既製品ではなかなか雰囲気に合うものがないので、カンタ君の置台も造作しました。
御札などを置く棚もご希望でしたので、梁を見せてそこに吊り下げる方式にしました。
そして今回のお家のベストアイディアはこちら。お孫さんが作った仮設の郵便ポストです👍入れるときに皆を笑顔にしてくれます。
駐車場と庭の間に石を並べていきます。
板塀を設置。
植栽も少しずつ。
小屋工事に取り掛かります。
外構工事も終わりひとまずザートハウスでの工事は完了となりました。
ここからは住む人がゆっくりと家を育てていくことになります。
時間の経過とともに暮らし方は変わり、それに合わせて家も育ち変化していくことでしょう。
私たちザートハウスもその変化に寄り添い、お手伝いさせていただきます。