SAATHAUSのプロジェクト
- プロジェクト開始
- 企画
- 設計
- 施工開始
- 竣工
- くらしのその後
ザートハウスのコンセプトハウス(建売)第一弾。 この家のアイデアの種は、 〇つくり込み過ぎず、暮らしながら家を育てる楽しみが味わえること。 〇ソトにも居場所をつくること。 〇住む人の趣味や人との関わりから暮らしがひろがる場所にすること。 そんな種を蒔ける土地探しからスタートしました。
桜の名所として有名な臥竜公園。
その目と鼻の先に探していた土地はありました。
住宅街に突如広がる畑。それに囲まれるように、大きいけどひっそりとした土地。
見た瞬間、ここだと思える場所。半年さがしてやっと出会えました。
畑で作業しているご近所さんとお茶をしたり、裏道からも子供が帰ってこられるように。
敷地周辺の環境やご近所さんの様子を確認しながら、土地の特徴をつかんでいきます。
昼間は畑作業をしていたり、敷地横の歩道を小学生が通ったり、人と関わりの多い土地です。
逆に夜は静かで落ち着いた環境になります。
こんな特徴から昼間はまわりと繋がりつつ、プライベートな環境もつくれる計画ができてきました。
できるだけ壁は減らし、必要な時に必要な場所に後から壁を作りやすいようにしました。
玄関から庭に抜けられる通り土間や、靴のまま入れるトイレなどソトとの繋がりを多く持った家になります。
4人家族が暮らす想定で、延べ床面積27坪のコンパクトなサイズですが、
色んなところに居場所を設けた計画になります。
1階プラン
庭を囲むように配置される母屋と離れと小屋の3棟。
同時進行で工事が進んでいきます。
無事に上棟も終わり、3棟の姿が現れました。
母屋の内部の工事が進んでいます。
玄関と庭をつなぐ通り土間。上部は吹抜けになり明るい空間になります。
壁は合板現し部分が多く、お店のような雰囲気があります。
小屋をコーヒーショップに見立てて。窓を開ければカウンターに。
プランターと椅子を設けて、外で一息。
屋外用ストーブで冬でも外に居場所をつくります。
テーブルを作りちょっとこもれるワークスペースへ。