施工事例

  • 薪ストーブ
  • ガレージ
  • 吹き抜け
  • 土間
  • 庭・デッキ
  • 30~40坪

暖かな時間が流れる、薪ストーブ中心の家

物件情報

  • 所在地

    長野県長野市

  • 家族構成

    3人+愛犬

  • 延床面積

    153.3㎡(46.3坪)

  • 耐震等級

    耐震等級3

  • Ua値

    0.47W/㎡K

  • 冷暖房

    薪ストーブ、温水式床暖房、壁掛けエアコン

  • 主な仕上げ

    床暖房用複合フローリング12㎜、ビニールクロス、一部杉羽目板

薪ストーブのある暮らしを中心に―― Aさんご夫妻は、毎年冬が訪れると薪ストーブに火を入れ、家じゅうを暖め、洗濯物を乾かし、煮豆を煮る…そんな日々を何年も続けてきた、筋金入りの薪ストーブ愛好家です。 新しい住まいの計画も、まず「ストーブをどう暮らしの真ん中に据えるか」から始まりました。 ストーブは広々とした土間の中心に配置。 薪の搬入動線、置き場所、掃除のしやすさまで考慮して、外とのつながりを持つ通り土間と玄関を一体的に設計しました。 この土間は、吹き抜けを通じて2階へも熱を届ける空間であり、家族や来客が自然と集まる「居場所」にもなっています。 仕上げや素材選びも、屋内外の境界が曖昧になるような“半外空間”のような雰囲気を意識。 荒削りな杉板天井、外での食事を楽しむためのラフな床仕上げ、土間の奥には愛犬と過ごすスペースも。どこか土の香りの残るような設えが、暮らしにゆとりと楽しさを与えてくれます。 内装には、Aさんご夫妻の好みに合わせて現場で調色したチョコレート色の建具や、洗練された質感の塗装壁などを採用。 職人と相談しながら細部までこだわり抜いた空間は、どこを切り取ってもご夫妻らしさがにじみ出ています。 ザートハウスの屋根断熱仕様により、2階には屋根なりの開放的な大空間を確保。 薪ストーブの熱がやさしく巡り、上下階をつなぐ心地よい空気感が生まれています。 ランドリールームや脱衣室、ご家族用の玄関など、日常の動線や機能性も丁寧にデザインされています。 火を囲み、家族や仲間と語らう。 土間でくつろぎ、愛犬と遊び、ストーブの火に癒される。 Aさんの暮らしは、家そのものがひとつの“焚火台”のように、人を惹きつけ、温めてくれるような住まいになりました。

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